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Case
02
豊岡市役所

階層別研修

Case02
豊岡市役所

階層別研修

ジェンダーギャップ解消を、
多様性とスピードで支援

People Trees ロゴ
 

PROFILE

CASE02 豊岡市役所

豊岡市役所

兵庫県豊岡市中央町2-4
https://www.city.toyooka.lg.jp

平成17年4月1日、兵庫県北東部に位置する1市5町が合併してできた豊岡市は、地域の約8割を森林が占める多彩な四季を織りなす自然環境に恵まれたまち。コウノトリの野生復帰の実現、全国的に有名な「城崎温泉」を筆頭に、年間観光客数は420万人以上にのぼる。全国に先駆けて「ジェンダーギャップの解消」を戦略として掲げ、市の職員に対する教育機会の提供やキャリア支援施策の導入など、先進的な取組みを積極的に推進している。
取り組みを牽引する「ジェンダーギャップ対策室」では、ワークイノベーションの推進(市内事業所向け)、キャリアデザインの推進(市役所向け)、子育て中の女性の就労促進、地域・家庭・学校等を含むまち全体のジェンダーギャップ解消の推進等、多面的にジェンダーギャップの解消に取り組んでいる。

PROFILE

CASE02  豊岡市役所

豊岡市役所

兵庫県豊岡市中央町2-4
https://www.city.toyooka.lg.jp

平成17年4月1日、兵庫県北東部に位置する1市5町が合併してできた豊岡市は、地域の約8割を森林が占める多彩な四季を織りなす自然環境に恵まれたまち。コウノトリの野生復帰の実現、全国的に有名な「城崎温泉」を筆頭に、年間観光客数は420万人以上にのぼる。全国に先駆けて「ジェンダーギャップの解消」を戦略として掲げ、市の職員に対する教育機会の提供やキャリア支援施策の導入など、先進的な取組みを積極的に推進している。
取り組みを牽引する「ジェンダーギャップ対策室」では、ワークイノベーションの推進(市内事業所向け)、キャリアデザインの推進(市役所向け)、子育て中の女性の就労促進、地域・家庭・学校等を含むまち全体のジェンダーギャップ解消の推進等、多面的にジェンダーギャップの解消に取り組んでいる。

<研修プログラム概要>
【キャリアデザイン事業】 「豊岡市役所の全ての職員が能力を発揮し、市民の暮らしを支えている姿」の実現を目指し自律的なキャリア形成を推進するために、豊岡市役所で働く職員の方を対象に階層別の研修プログラムを実施。

  • 2020年 実施プログラム
  • 採用予定者入庁前研修
  • OJT指導者研修
  • 若手職員キャリア形成研修
  • ファシリテーション研修
  • リーダーシップ研修
  • コーチング研修

2021年度は、2020年度の成果と課題を活かし、対象者やプログラム内容をアップデートしました。市役所の職員向けの研修機会の提供に加えて、市内事業所向けのジェンダーギャップ解消に関する取り組みもスタート。

  • 2021年 実施プログラム 
  • ~市役所職員向け~
  • 採用予定者入庁前研修
  • OJT指導者研修
  • コーチング研修
  • 若手職員キャリア形成研修
  • ロジカルシンキング研修
  • ハラスメント研修
  • ~市内事業所向け~
  • 女性従業員のキャリア形成支援(市内事業所女性従業員向けセミナー)
  • 管理職等の意識・行動改革(市内事業所マネジメント層向けセミナー)

自ら考え、行動するための1歩目を支援

キャリアデザインアクションプラン推進の一環として、採用予定者向けの「入庁者前研修」や、新採用職員の育成担当者に必要なスキルを身に着けるための「OJT指導者研修」を実施しました。さらに、若手キャリア形成研修(2~3年目)、リーダーシップ研修(主任級)、ファシリテーション研修(係長級)、コーチング研修(課長・課長補佐級)など、階級別に必要となる能力やスキルの向上に向けた研修を実施することで、働く上での姿勢について改めて考えて頂く機会を提供するとともに、問題解決・コミュニケーション等仕事を進める上で不可欠なスキルの重要性を実感していただきました。

CASE02  豊岡市役所

1人ひとりが活躍できる環境の実現へ

2020年度の1年間、様々なプログラムを実施させて頂く中で見えてきたマネジメントの重要性、日々忙しい職員同士のコミュニケーションを繋ぐコーチングスキルの必要性、対象者やテーマの優先順位について振返りを行い、2021年度のプログラムを実施しました。豊岡市役所のリーダーシップと、市内事業所の皆様のご協力のもと、市内事業所の経営者・女性従業員向けのセミナーも開催。1人ひとりの想いと、それを実現するためのスキルの重要性に触れ、気づいて頂くきっかけとなりました。

CASE02  豊岡市役所

ジェンダーギャップ解消に向けた市内事業所向けセミナーの実施

「ジェンダーギャップの解消」の取り組みを市役所から、市内事業所の皆様にも広げるべく、市内事業所の経営者向けのセミナー、女性社員向けのワークショップ(全3回)を実施しました。People Treesでは経営者向けのセミナーと女性社員向けのワークショップ(第2回・第3回)にご一緒させて頂きました。 経営者向けセミナーでは、最近の人事のトレンド、「心理的安全性」をベースとした組織づくりについて代表の東野が講演をさせて頂き、女性向けのワークショップにおいては、自分の「Will」を言葉にして見つけるワークショップ(第2回)、「Will」を実現するために必要なスキルであるロジカルシンキングとプレゼンテーション(第3回)について、株式会社Will Lab代表取締役の小安様と共に、代表の中谷が研修講師を務めさせていただきました。

CASE02  豊岡市役所
 

岸本 京子氏

Kyoko Kishimoto

豊岡市役所
豊岡市総務部
次長 兼 ジェンダーギャップ対策室参事

INTERVIEW

 豊岡市役所
				代表取締役

INTERVIEW

 豊岡市役所
				代表取締役

岸本 京子氏

Kyoko Kishimoto

豊岡市役所
豊岡市総務部
次長 兼 ジェンダーギャップ対策室参事

─ジェンダーギャップ対策室岸本さんが感じられていた課題感及びプロジェクト開始までの経緯はどういったものがあったのでしょうか?

豊岡市は、「多様性」を一つのテーマとして掲げておりますが、当時、そもそも豊岡市役所内の多様性が乏しいというのが実感でした。特に女性が出産育児を経験しながら、管理職のステップ(係長、課長、部長)を上っていくことが難しい状況で、私は市役所こそが豊岡市における多様性のモデルとなるべきであると感じていました。そこで、性別や置かれている立場は違えど、職員1人ひとりが働きがいを感じながら働き続けることができる職場を目指していくために、職員の“意識”ではなく、“行動”に焦点をあてることが重要だと思い、キャリア形成に必要な研修を実施しました。

一通りの研修を実施後、更なる職員の行動変容を引き起こすために、何かが足りないと感じておりました。そうした中で、多様な民間企業に勤めながら副業という形態で活動されているPeople Treesの方にインタビューさせていただく機会があり、多くのヒントを得ることができました。

─People Treesに対する印象、お役に立てている部分はどんなところでしょうか?

People Treesの大きな特徴として、多様性、スピード感、そして距離感の近さがあると思います。市役所とは違い、異質性が高いバッググランドの方々が集まっているため、多角的な視点でアドバイスいただける機会が多いのと、会社自体がコンパクトであるため、スピード感をもって早く、我々の想いをしっかりと汲んだ対応をしていただいています。

今回の研修プロジェクトにおいては、入庁前の職員から管理職層のベテラン職員に至るまで、「問題解決」の考え方を徹底して繰り返し教えて頂いたことは、大きな意味を持つと考えています。研修プログラムは1回やったことで何かが大きく変わるというよりは、長い時間をかけて継続的な変化を求めていくものだと思っており、市役所の中で共通言語を作り、浸透させる取組みを続けていきたいと考えています。今後は、多様性の更なる浸透に向け、ターゲット層を明確にした研修なども検討していければと考えています。

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