パートナー事業
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岡山県瀬戸内市邑久町豆田1005-1
http://fukuda-tekko.co.jp/
2001年創業、岡山県瀬戸内市にMグレード工場を構える鉄工所。鋼構造物の設計製作施工(建築鉄骨)を専門とし、創業者である福田稔也社長が社員27名を率いる。会社の成長戦略実現に向けて「労務費の戦略的コントロール」と「従業員の育成」を行いたいというご要望から、評価・報酬制度の設計と従業員に必要なスキルの可視化を実施。
岡山県瀬戸内市邑久町豆田1005-1
http://fukuda-tekko.co.jp/
2001年創業、岡山県瀬戸内市にMグレード工場を構える鉄工所。鋼構造物の設計製作施工(建築鉄骨)を専門とし、創業者である福田稔也社長が社員27名を率いる。会社の成長戦略実現に向けて「労務費の戦略的コントロール」と「従業員の育成」を行いたいというご要望から、評価・報酬制度の設計と従業員に必要なスキルの可視化を実施。
<プロジェクトのプロセス>
価値の言語化~制度設計~人材育成のプロジェクト「福田鉄工バリューマップ」:全行程を通じて約9ヶ月のプロジェクト
会社の将来を見据えた制度設計を行うために、社長・従業員全員のインタビューを実施。就職の経緯、今の仕事内容、やりがい、会社に対して感じている課題感や要望などを語ってもらう中で社長と従業員の皆さんに語って頂いたストーリーを紡ぎ、キーワードを抽出しました。その過程で、会社が創業以来DNAとして持っていた「身の丈以上の工事を取りに行き、成長する」という唯一無二の強みと、今後の成長に向けた「会社の成長と従業員の生活との接続強化」という課題が浮き彫りになりました。
会社の成長と従業員の生活の接続強化に向けて、「スキル」と「やる気」の2つを評価・報酬制度の主軸にすることを決め、従業員の仕事に必要なスキルは何か、役職毎に求められる役割とは何かを詳細化。この過程で、「管理職」「一般社員」それぞれの立場への期待が明確になり、“何をすれば給料が上がるのか”という点が明文化されました。また、管理職の方々の協力のもと、各業務で求められるスキルを一覧化した“スキルマップ”を作成し、従業員が何をどこまでできるようになれば良いのかを可視化しました。
作成した評価・報酬制度と“スキルマップ”を活用し、より成長力のある組織運営をしていくために、管理職向けの説明会、管理職・一般社員それぞれに向けた研修を行いました。説明会では、社長から会社が目指したい方向性と、制度改定の意図・従業員への期待を心を込めて語って頂きました。また、研修では、新たな制度の思想を共有すること、明日から何をするのかという方法論を習得してもらうことを目的に、“スキルマップ”の使い方、コミュニケーションを題材に取り上げました。
Toshiya Fukuda
株式会社福田鉄工
代表取締役
Toshiya Fukuda
株式会社福田鉄工
代表取締役
もともと誰かにお願いしたいと思っていた訳ではありませんでした。ただ、人の評価や給与の支払いについては、創業時から自分自身の感覚だけでやってきたので、そろそろきちっとした形でやっていきたい、ルール作りが必要だと思っていました。自分の頭の中にあるものや想いはそれだけでは後継者に伝わらない。きちんと形やルールとして残すことで引き継げるものにしたいと考えるようになりました。
また、「会社の方向性は社長しかわからない」という組織ではなく、社員に対して頑張る目標をきちんと提示して、成長していきたいと考えていました。何回か提案をしてもらう中で価値観に基づいて制度の設計をしていくということが、「今後絶対に必要だ」と確信できたことが、決め手になりました。
世間一般での考え方、事例について教えて貰いながら考えられるということだと思っています。報酬の水準、考え方など、私は他の企業で働いた経験がないので自社のこと以外はわかりません。他社の人と情報交換をしても、良いことしか言ってもらえず本当に聞きたいことは聞けないので、とても助かっています。
従業員全員のインタビューをしてもらう中で、これまで日々感じていたことが浮き彫りになってきました。人数が増えて直接自分が思っていることを伝えられる時間も限られてきているので、直接声を聞けたのは良かったと思います。従業員の“やる気”を大事にしていこうという会社なので、それを“仕組み”に落とすということができました。
また、今後の会社の成長を考える中で、管理職の育成という課題も見えてきました。ここについては、自分自身の役割でもあると思うので、今回作った人事制度やスキルマップを活用しながら、少しずつ時間をかけて育てていきたいと思います。
人事制度設計
林電化工業株式会社
人事制度運用
岡本株式会社
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